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トラディショナルフラワーブーケ

 2016年10月19日

10月16日の日誌でもご紹介した、マイセン花の絵付け“トラディショナル フラワーペインティング”。それらのカップソーサーやプレートとセットとなるポットとクリーマーのセミナーが始まりました。

ポットのメインフラワーとなっているのは前面はピンクローズ、背面はポピーのブーケです。クリーマーはアスターのブーケです。

スーザン先生のマイセンブーケのセット(6客6枚、ポット、クリーマー、シュガーの23ピース)を並べて見みると、36種の花々をすべて網羅しているかのような華やかさがあります。モチーフのバランスを上、選ばれなかった花はペインティングNo.3(3種の花々)、No.4(4種の花々)の6客6枚に含まれています。

rd_20161015_1セミナーが始まり、どの花から描きはじめるのかとすこし気になるご様子の生徒さま。
「はじめのカラーはフラワーレッド。筆はスモールミドルのナイストップです。」とスーザン先生。「ローズからではないのね。」皆さまお気づきになられたようです。

描きはじめのお花はカーネーション。
「フラワーレッドで模様を描いてゆきます。ブロックごとに細めのショートストロークで。それらのブロックを並べて模様にしてゆきます。ミーティングポイントを意識して、花弁のたわみに沿ってカーブするように。」
カーネーションはバランスをとりながら描くのが難しく、すすんでモチーフに構成させるペインターはプロであっても少ないそうです。

カーネーションのファーストステップを描き終え、次に描いたのはピンクローズです。マイセンを代表するお花と言えるでしょう。
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ピンクローズが描かれたブーケ(5種の花々)のポットはとても人気があり、お店でもなかなか見ることができないという話を聞いたことがあります。

「先日のCクラスを受講された方は一度、描かれていますね。ブーケのローズはNo.2やNo.3のローズとは少し異なり、より詳細が描かれています。でも大丈夫。基本は同じですよ。」スーザン先生のデモンストレーションが始まりました。

今回のセミナーでポットの前面のファーストステップを描き終え、焼成となりました。
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今回、印象に残ったことがあります。
一日目に描いたローズがうまく描けたのかすこし心配されていた方がおられたのですが、二日目の朝、「今朝、あらためて見てみたらきれいになっていたの。だからもう気にならないわ。」と話してくださいました。
ご経験おありの方、いらっしゃるのでは?うまく描けたかどうか、翌日に再度確認されるのもよいかもしれませんね、(Bクラス/東京校)

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