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トラディショナルフラワーブーケ

 2017年2月20日

前回、皆さまとても丁寧に1stステップを完成させたピンクローズを中心に描かれた5種の花々のプレート。今回はカップのメインモチーフからのスタートです。

「皆さん、カップのトレースのカッティングはとくに細やかな切り込みを入れるようにしましょう。これも大事な工程のひとつですよ。」
トレースを終え、アスター、ナルシス、ベルフラワー、そして忘れな草と描き進んでゆきました。
「忘れな草の小さな花弁もアウトラインをとって塗り込み。丁寧に描いてゆきましょう。」

技術向上の上で、マイセン上絵付けの基本と位置付けることのできる“トラディショナルフラワーペインティング”。花の構造に合わせた筆づかい、ライン、ストローク、面の塗り込みやグラデーション。そのためのカラーコンディションの調整方法など、多くの要素が盛り込まれています。

カップのフロント、メインモチーフを描き終え、一日目を終えました。
明日はカップ背面の小花を描き、ソーサーに入ります。
そこに描かれているあまり見ることのない赤い薔薇。どのように描かれてゆくのか楽しみです。(東京校/Cクラス)

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