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トラディショナルフラワーブーケ-P,C,S

 2017年2月22日

前回からのつづきです。

ポット背面のポピーをメインフラワーとしたブーケから描きはじめました。
「はじめに使用する色はフラワーレッド、筆はスモールミドルブラシかローズブラシでよいでしょう。ここからブロックごとに描きすすめると全体のバランスが取りやすいですよ。」
スーザン先生のデモンストレーションが始まりました。

ポットに描かれるモチーフはその大きさからだけでなく、フルセットの中でより美しく描かれるべき存在ともいえるそうです。そしてシュガーとクリーマーはそれに合わせて描かれるもの。今回、生徒さまと描いているポットのポピーがプレートのものと比べてよりハイディテールであることに頷けます。

一日目にポピー、コロンバイン、プリムラと描きすすめ、二日目へ。全てのお花、そして葉、茎、萼を描き終えて焼成です。これでポットの両面の1stステップが完成です。

つづいてオールドスタイルのアネモネがメインフラワーとして描かれているクリーマーの背面に入りました。このお花はペインターたちの間でリッチアネモネと呼ばれ、近年の製品ではあまり見ることがないように思います。
良き時代にペインターたちが描き残した芸術の花々をこれからも生徒さまにお伝えできればと思います。(Bクラス/東京校)

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