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図案について

 2014年8月22日

マイセン、ベルリンKPM、ヘキストなどの窯元には、
出来上がっている図案から作品を制作するペインターと
モチーフの考案から作品の制作をゆるされているペインターがいます。
スーザン先生は数少ない後者のうちの一人となります。

もちろんその域に達するまでには窯元に伝わる図案をより深く理解し
忠実に再現できることが前提となります。
彼らの手掛ける作品の多くはハイレベルなものとなりますので
さらに深い造詣が必要とされるのが頷けます。

通常、スーザン先生は必要に応じて、白磁器に直接スタビロ鉛筆でラフスケッチをして
描いていきますが、先日、新しく考案したモチーフを紙にスケッチする機会がありました。
このスケッチが次回のロイヤルクラスの「グリーンワトー」モチーフになります。

RD_20140822

スケッチから作品へ色づいてゆくさまを目にするのが楽しみです。

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