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フルーツブーケ

 2014年10月8日

前回からのつづきです。
このセミナーでは、2種類の白磁からお選びいただいています。
片方はカップ&ソーサーとプレートのみのセット、もう一方は、ポット&シュガーボックス&
クリーマーまで含むセットです。
それぞれのセットに描くフルーツが異なるため、互いのモチーフの違いを楽しんで
いただいています。

まずはポットのデモンストレーション。
片面のメインモチーフである”カットオレンジ”に寄り添う”葡萄”から描きはじめました。
続いてシュガーボックス背面に位置する”チェリー”のセカンドステップ。
次々と混色される絵の具が、熟れていく果実のように一粒一粒に色の変化をあたえます。
RD_20141006_1

カップ&ソーサーはカップのメインモチーフ”カリン”から描きました。
大きなファーストステップです。
RD_20141006_2

「果物は自然のもの。フレッシュな気持ちで描きましょうね。
少しくらい見本と違っても気にせずのびのびと。」
「この工程で大事なポイントは、手を止めず描き切ってしまうことですよ。」
要所要所でスーザン先生がアドバイスを口にします。

一日目を終えてポット、カップともに窯入れを行いました。
二日目。「すこし薄いかしら…」「わたしの方が薄いかも?」
と、窯出しされた作品をご覧になられる生徒さま。仕上がりが楽しみですね。
ポットはフロントモチーフ”ピーチ”のセカンドステップ、カップはメインモチーフの
つづきを描きました。(神戸/Bクラス)

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