スタッフブログ
フルーツブーケ
2015年2月10日
前回からのつづきです。
今日はポット正面のピーチのブーケを飾るスターレットから描きはじめました。
「トラディショナルフラワーよりフレッシュに描くつもりで。」
スーザン先生によるデモンストレーションが始まりました。
「(トラディショナルフラワーと)どことなく似ていて、どことなく違っていて…」
なるほど…と頷きながらノートをとられる皆さま。
マイセンの絵付けの基本であるトラディショナルフラワーは
異なった技法をイメージして理解する上で、とても良いモチーフだとスーザン先生は言います。
マイセンペインターの登竜門であることが頷けますね。
ポットのフロントモチーフ、”ピーチ”を描き終え、皆さまの作品を焼成棚へ。
つづいてクリーマーのバックモチーフ”プラム”のセカンドステップに入りました。
「下地はライトブルーとバイオレットのミックスカラー。
オイルの入り過ぎに注意しながらカラーコンディションはウォータリー(水っぽく)に。
筆はスモールミドルのロングが描きやすいでしょう。」
フルーツのしずる感を表現するのに、混ぜ合わせた色を用います。
皆さま、二種類のオイルの配分に気をつけながら描いておられました。
カップソーサーを描かれている方たちは、ソーサーのミスペル(西洋花梨)から
描きはじめました。
果物の凹凸のバランスをとるための、大事なトレースラインを伝えながら
デモンストレーションを行うスーザン先生。
スムースに描き終え、カップのメインモチーフ”カリン”に進みました。
工程で言うと中間のステップです。
明日はアクセントなど最終工程を行います。(神戸/Bクラス)