ロイヤルクラス日誌

マイセン ピンクローズ

 2015年7月24日

花の絵付けの中でも見かけることの多いピンクローズ。
マイセンの絵付けにおいても様々なシリーズで描かれている
お花のひとつではないでしょうか。

以前、“マイセン 花の絵付けについて”でトラディショナル フラワーについて
お話ししましたが、今日は当校の作品見本から同シリーズの
ピンクローズのパターンを数点ご紹介しようと思います。

すこし前から始めましたfacebookに投稿(5月1日)した画像に
“ピンクローズと忘れな草”があるのですが、そのモチーフではピンクローズが
左を向いています。
それに対してこちらは右向き、もうひとつは同じく右を向いていますが
多弁(八重)です。
RD_20150723

ピュイ・ダムールの生徒さまに伺ってみると、お好きなモチーフはまちまちでした。
“可愛らしい”、“綺麗”、“大人っぽい”とそれぞれに良さを感じるようです。
皆さまは如何でしょうか。

今回ご紹介した“ピンクローズと忘れな草”は、トラディショナル フラワー ペインティング No.2と呼ばれています。二種類のお花で構成されたモチーフをこう呼ぶそうです。お察しになられた方もおられるかと思いますが、一種類のお花のモチーフはNo.1、三種類だとNo.3、四種類だとNo.4となるそうです。

それでは五種類のお花で構成されたモチーフはどうでしょう。
この場合はNo.5とは呼ばず、ブーケ(Bouquet)と呼ぶそうです。

今回ご紹介したお話しは、“トラディショナル フラワー ペインティング”の
シリーズにのみ適応されているシステムであり、また“マイセン磁器製陶所”
独自のものだそうです。

機会があれば、“マイセン工房”に集うペインターたちの間で使われる
言葉などについてもお話しできればと思います。お楽しみに。

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