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千夜一夜 *フルセット*

 2015年10月7日

前回からのつづきです。
マイセンらしいユーモアあふれるモチーフ。

「各キャラクターの心情を想像しながら描きましょう。」
スーザン先生のデモンストレーションが始まりました。

恋人にかくまわれている男性は、衛兵に見つからないかハラハラどきどき。
「皆さん、ハンサムにしすぎないようにしましょうね。」とスーザン先生。
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どうやら衛兵は、女性の背後になにかがあるのでは?と
なんとなく感じているようです。
「彼(衛兵)の目線は、女性の足元に向くようにしましょう。
そして厳しい表情ですよ。」
「女性は恋人のために、やさしい笑顔を衛兵に。」
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生徒さまお一人おひとり、描かれた人物の個性が出てきました。
「あら、彼はピンチなのに堂々としてるわね。大丈夫かしら。」
「この衛兵は、理解があって見逃してあげてる感じね。」
「彼女は女優ね。」
スーザン先生と生徒さまで、感想会が始まりました。
千夜一夜を描くときの楽しみの一つですが、今回のモチーフの持つ”コミカルさ”から
より一層盛り上がります。

すべてのキャラクターの第一工程を終えて、窯入れをおこないました。
次回は、床の1st stepから描き始め、第二工程に入ります。(神戸/1dayクラス)

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