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千夜一夜 *フルセット*

 2016年2月6日

もう一つの1dayセミナーと同じく、“グラフィックスタイル”で描かれた
マイセン千夜一夜シリーズです。
前回からのつづきです。

今日は床の模様からスタート。
「初めにグラウンドの位置を定めて、トレースを施します。まずは、定規をあてて
スタビロで床のトップラインを引きましょう。そして、フリーハンドで床の模様を
同じくスタビロで描いておきましょう。」

いざトレースを始めてみると途中から大きさが変わってきたり、なぜか模様の
並びが下がってきたり…
「思っていたよりも難しかったりするわね。」と生徒さまのお声に
「模様の並びに合わせて、トップラインと平行にヘルピングラインを引くと位置を
取りやすいかもしれませんよ。」とスーザン先生がアドバイスしてくれました。
模様を描き始めると、皆さま調子が出てきたようで、順調に進みはじめました。
RD_20160206_1
「さぁ次のデモに入りましょう。マリンブルーで女性が広げているショールを描きます。」スーザン先生のデモンストレーションは続きます。
RD_20160206_2「ほんとうに綺麗。透明感があって柔らかなショールの質感が表現されているのよね。」
生徒さんから感想をいただきました。

その後、仕上げのための混色バイオレット、ダークグレーをのせて、最後にフラワーレッドで女性のチーク、男性の頬を入れてすべてのデモンストレーションが終了しました。
「お顔に影を入れるときはいつも緊張するわね。」
皆さま、最後にスーザン先生のチェックを受けて焼成棚へ。
RD_20160206_3

次回、床の第二工程とメインモチーフの金彩を行い、完成の予定です。
作品の完成が近付くと、次のモチーフへの期待が膨らみます。
皆さま、ディスプレイされたスーザン先生の作品をご覧になりながら
次に描きたいモチーフのお話をされていました。
未定ではありますが、今回のプレートのペアとなるカップソーサーも
候補のひとつとなっています。(神戸/1dayクラス)

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