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狩人のほら話&ほら吹き男爵
2016年6月3日
マイセン モダンアート“狩人のほら話”と“ほら吹き男爵”のセミナーが始まりました。
スーザン先生の見本は、それぞれ異なる形の花瓶に描かれています。
ほとんどの生徒さまは見本と同じ白磁をお選びになられました。
今回、スーザン先生は陶板にモチーフをレイアウトして描きます。
“狩人のほら話”は、むかしのドイツの狩りの風景をハインツ・ヴェルナー氏が
ユーモラスに表現したモダンアート作品。
“ほら吹き男爵”は、奇想天外な物語で知られる『ほら吹き男爵の冒険』のシーンを
同じくハインツ・ヴェルナー氏が描いたモダンペインティングです。
今回のセミナーでは“狩人のほら話”から描き始めました。
男たちが狩りに出かけます。狩りを終え、仲間たちと食べて飲んでしているうちに
話題は狩りのことに。話はおもしろおかしく膨らんでゆきます。
「ウサギを追い詰めてまさにこの瞬間!ってとき、木の陰から私を見つめる娘に気がついたんだ。それはもう美しい娘で。気がつくと置いておいたはずの猟銃がどこにもなかったんだよ….」
きっとこの狩人は、すんでのところでウサギに逃げられたのでしょう(笑)
モチーフとして切り取る場面は、時に感動を、時に笑いを与えてくれます。
これもマイセンの作品の魅力のひとつではないでしょうか。(神戸校/オプション)