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マイセン エンジェル(天使の絵付け)

 2019年2月14日

前回からのつづきです。

窯元での違い、また同じ窯であっても描き手によって異なる作風となる絵付けのひとつ “エンジェル(天使の絵付け)”。
日誌をお読みくださった方の中には、先の神戸校で描かれた“ボタニカル ペインティング”も同様だったと記憶に新しい方もおられるのではないでしょうか。

また、人物画やワトー、またモダンスタイルのアラビアンナイトや真夏の夜の夢のキャラクターなど、特に顏を描いている途中、その見た目の状態(完全な顔になっていない)から、上手に描けているのかしら?とふと違和感のようなものを感じる方が多いように思います。
スーザン先生はというと…「こうやって見ると、なんだか可笑しいわよね(笑)」と楽しそうに描いていたりもします。

「まずは天使の髪を表現していきましょう。はじめに左上の天使から。イエローとブラウンの混色に赤みをすこし加えて描きましょう。」
スーザン先生のデモンストレーションが始まりました。
髪に顏、肌に翼、そして鳩に雲と皆さま順調に描き進められ、第一工程を終えて窯入れとなりました。

翌日は中間工程でスタート。皆さまの天使の笑顔を見るのが楽しみです。(東京校/Aクラス)

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