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マイセン 鳥のフィギュリン絵付け

 2026年8月21日

前々回のロイヤルコースでスタートした“鳥のフィギュリン”。
ジョウビタキ、セキレイ、2種の鳥の白磁のうち“ルイビタイジョウビタキ”から描いています。
前回は半日のレッスンでしたが、今回は一日かけて描き進めていきます。

「今日は、前回描いた目と顔の模様の2ndステップ。そして首元、胸元と1stステップのつづきを描き進めていきましょう。前回のレッスンで実感されたように、フィギュリン絵付けでは、よりハンドリングに気を付ける必要があります。また、要所要所にスタビロ鉛筆で、絵付けのガイドとなるヘルピングライン(補助線)を付けながら描き進めていきます。そうすることで、模様の形や位置などバランスよく描くことができます。それでは先ず、首元の模様のヘルピングラインを入れましょう。」

スーザン先生の見本を参考に、各々のフィギュリンの造形や、その個体差に合わせてヘルピングラインを付け終えられた生徒様。一回目のデモンストレーションが始まりました。

「まずは鳥の目の2ndステップからです。カラーは前回と同じブラック。筆は少し長めのスモールミドル。トップのあるものを選びましょう。ドローイングを使われてもよいと思います。光が反射している描写、白抜きのところはそのまま残すようにしてくださいね。」

直径2.5㎜ほどの鳥の目。1stステップで描かれた小さな目に、球体に添わせるよう丁寧に筆を動かし、絵付けを施していくスーザン先生。光の反射している部分から少しずつ移り変わる色調によって、鳥の目が表現されていきました。

すこし話がそれますが、スーザン先生が描いているところを見ていると、「どんな時も、どんなところも丁寧に描いている」と感じることがよくあります。手早くフレッシュに描いている時も、ほんの小さな、目立たないところを描いている時も変わることありません。それは、スーザン先生の絵付けを支えているもののひとつなのだろうと感じます。

お席に戻られ、丁寧に目を描き終えられた皆さま。それぞれのルイビタイジョウビタキの目に、さらに光が宿りました!

「次は顔の模様の2ndステップにいきましょう。1stステップへのペイントオーバーで、基本的にフルカバーです。見本や資料を見ながら丁寧に描くようにしてくださいね。」

実は「基本的にフルカバー」というのは解釈の難しいところです。完全にフルカバーというわけではなく、あくまでも「基本的に」なのです。さらに、色調を調整しながら濃淡を表現することで、結果として「フルカバーでないように見える」描き方になることもあります。ほんの少しの違い、小さな描き方の違いによって表情が変わる、そんなところにも上絵付けの奥深さを感じます。

参考となりますが、未焼成のフレッシュな現物見本、また、光沢のあるフレッシュなカラーの状態で撮影された写真は、カラーをのせているかいないか、また色調や濃淡を視認するための資料としても、とても参考になります。

普段の食器や花器の白磁への絵付けとは異なる、フィギュリンならではの絵付けにドキドキワクワクしながらも、集中して描かれる皆さま。その後、レッスンは首元のブラック、胸元のブルーオールドフラワー、くちばしのダフグレー、そして右の翼と尾のブラックと順調に進み、それらすべての工程を皆さましっかりと描き終えられました。

「皆さま、とても順調に描き進められました。丁寧さの感じられる、とてもよいペースで描かれていましたよ。」無事にレッスンを終えられた皆さまにスーザン先生からの嬉しいコメントがありました。

一日かけて、じっくりと描き進めた鳥のフィギュリン。
次回のレッスンも楽しみです。

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