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ブラウンスドルフの薔薇 –マイセン自然主義の花

 2020年1月31日

スーザン先生の1DAYクラス(期間中1日の開催)、マイセン自然主義の花の絵付け“ブラウンスドルフの薔薇”が始まりました。
マイセン磁器製作所の歴史に名を残すブラウンスドルフ教授は、スーザン先生がリスペクトしている絵付け師のひとりでもあります。

今回生徒さまと描くのは、黄色い二輪の薔薇。
作品見本では、全長12cmのトランペット型の花器に描かれているモチーフです。
自然主義の花の絵付けに合うよう、20cm以下のプレートに描きます。

「自然主義の花の絵付けは、他の花の絵付けとは見た目も描き方も異なりますが、描いていく上で共通点もあります。トレースが大切なことに変わりはありませんが、他の絵付けよりもガイドライン的なものと考えるようにしましょう。
まず、二輪の内の手前、メインの薔薇の花芯から描きます。」
スーザン先生のデモンストレーションが始まりました。(本日、2回目のデモンストレーションはこちら>>★

内から外に向かって咲き開く様子がうかがえる、そんな工程で描かれていく薔薇をご覧になられ、生徒さまから
「やっぱり描く機会のよくある花の絵付けとは、描き始めから雰囲気がちがうわね。それでも表現の仕方のポイントは同じなのね。」
という感想をいただきました。

スーザン先生の実演をご覧になられ、描き、そしてチェックを受けながら描き進めていく皆さま。
必要に応じて行われるご自身の作品への先生の手直しもしっかりとご覧になりながら作品制作は進みます。

二輪の黄色い薔薇を描き終えた後、自然主義の花の絵付けの葉を描く際のポイント、表現方法のレクチャーを受け、1stステップ(第一工程)の全工程を描き終えられた生徒さま。今回の工程では、イエローローズは基本の3色を、葉茎萼は基本の5色を混色しながら描かれました。
次回、6月の2ndステップ(第二工程)では、どのような表現方法を見ることができるのか楽しみです。(神戸校/1dayクラス)

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