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弘法筆を選ぶ?

 2019年11月10日

上絵付けの道具として思い浮かぶのが、筆。
当教室では、スーザン先生が監修した筆を使用しています。
プロの絵付師であるスーザン先生はもちろん、私たち講師も生徒さまも同じ筆を使います。

絵を描くために、なくてはならない筆。この筆については、時々和む会話が聞こえます。
なんだかうまくいかない…あっ!筆のせいかも?!
スーザン先生の筆、同じですよね?同じとは思えない….

先日、スーザン先生がこんなことを話してくれました。
どんなに腕のある絵付師でも、筆のコンディションが悪ければ、納得のいく絵は描けないもの。筆はとても大切よ。

筆のコンディションを良い状態に保つのに、スーザン先生から教わった方法があります。
キッチンペーパーをオイルで湿らせるんです。これで筆の乾燥を防ぎます。
定期的に湿らせると、真っ白だったペーパーが….下写真のような色に変わります。(誰もが驚きます-笑)

もう一つ、筆の先端を手入れするという方法がありますが、とても熟練した判断が必要で、当教室でもスーザン先生に手ほどきを受けた者だけが行っています。

話しは戻りますが….
スーザン先生の筆、同じですよね?同じとは思えない…
これは、生徒さまたちだけでなく、スーザン先生の手元を長年見ている私たちも感じます。
そのスーザン先生でも、筆の手入れは欠かさずしています。
筆を大事にして、良い状態に保ちたいものです!(クラス日誌)

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