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公開実演について–スタッフ談

 2019年9月9日

今回のロイヤルクラスでも、公開デモンストレーションを催します!
この日はスタッフにとっても、プロのペインターの制作過程を目の前で見ることができる、貴重な日なんです。

教室にある作品見本は、先生のドイツの自宅で描き起してきたものです。
ロイヤルクラスでは、ステップごとにスーザン先生のデモンストレーションがあり、すべてのステップを間近で見ることができます。
つまり、描く過程を見ることができますが、構想段階を見ることはできません。

公開デモンストレーションの場合、まずスーザン先生は思いつくままにラフスケッチをします。(たまに裏紙です-笑)
次に白磁にアタリを入れます。画用紙にデッサンをはじめるような感じです。
それから色を溶いて描き始めます。

アタリのラインから、見事にディテールが入っていく様を見ることができます。
どれだけのデザイン・アイデアが頭にあるんだろう….と驚かされます。

今回、トロッケン・ブルーメとブラウンスドルフの自然主義の花の実演が加わります。
トロッケン・ブルーメ (Trockene blume)は、マイセンにおいて、制作された期間が短く、描くのを許された絵付け師も少ないとのことで、希少なモチーフと言われています。
ブラウンスドルフ教授の花は、写実的な絵付けです。ご存じの方も多いと思います。

写真は、スーザン先生が描き起したものです。
スーザン先生の絵付けって(他とは)何か違う!と皆さまおっしゃいます。

その違い、実際に見てみませんか?
神戸は 9/24(火)・9/29(日)、 東京は 10/6(日) 。参加無料です!

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