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マイセン花の絵付け:ペインターフリースタイル

 2026年6月10日

前回のロイヤルコースで、新たに”マイセンリッチフラワーブーケ”のレッスンが始まりました。
今回のモチーフは、王道とも言えるマイセンフラワー。
その中でも「ペインターフリースタイル」と呼ばれる形式の作品です。

通常のマイセンブーケは、一輪の大きな花を中心に中小の花を配し、5種類の花々で全体を構成します。これは長年受け継がれてきた、マイセン独自の基本様式のひとつです。
花瓶など一点ものの白磁では、その定形をベースに大きな花を2種または3種描き、中小の花を加えて5種類のブーケにすることもあります。

一方、ペインターフリースタイルは、花の種類や配置、流れや構成、さらには花の数まで、ペインターの感性によって描かれます。描き手の個性や思い入れが色濃く表れ、同じマイセンフラワーでも、より自由で豊かな表情を感じられるスタイルと言えるでしょう。

今回、生徒さまと制作するのは、7種類の花々で構成された華やかなフラワーブーケ。アイリスを中心に、ピンクローズと朝顔が組み合わされ、それぞれに側面から見たハーフの花や蕾などが添えられています。さらに、白い花、紫のアスター、多弁の赤い花、そしてミモザが加わることで、ブーケ全体の彩りと流れを豊かにしています。自由さを持ちながらも、細部まで丁寧にまとめられたスーザン先生らしい図案です。

「はじめにピンクローズから描きましょう。用意するカラーはローズピンクです。」
多くの方に人気のあるマイセンローズ。少しでも分かりやすいようにと、描き方を図式化しながら説明してくださったスーザン先生のお話に、皆さま熱心に耳を傾けておられました。こうして二日間にわたるレッスンがスタートしました。

「皆さまが、日本人講師のクラスで学ばれているトラディショナルフラワーは、マイセン花の絵付けを学ぶうえで大切な基礎となる重要なシリーズです。今回、皆さまの絵付けを拝見して、時間を掛けて丁寧に取り組んでおられるなと感じました。学び始めてからまだ間もない方は、決して焦らず、じっくり向き合ってくださいね。必ず皆さまの絵付けを向上させてくれますよ。」
二日間で1stステップのほぼすべてを描き切った皆さまへ、スーザン先生からのメッセージです。

そして、「唯一残っているブルーグリーンの葉・茎・萼は、皆さまがお帰りになられた後、私の方で描き入れておくわ。」と、生徒さま全員へサプライズのプレゼントも。こうしたひとときも、皆さまのお楽しみのひとつになればと思います。

今回のレッスンには、絵付けを始めてまだ間もないながらも、思いきって挑戦されている生徒さまもおられます。スーザン先生が生徒さま全員に目を配れるよう、日本人講師もフォローに入りながら進行していきました。こうした連携を通して、継続して受講くださっている生徒さまはもちろん、新たに挑戦されている方にも、安心してレッスンに向き合っていただける環境を作っていければと思います。

次回からはいよいよ2ndステップへ。
レッスンのつづきが楽しみです!

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