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フランス伝統菓子と小さなお人形

 2022年1月20日

上写真は、140年前のアンティークの”フェーブ”です。
“フェーブ”は、フランスの新年には欠かせない伝統菓子「ガレット・デ・ロワ」の中に仕込まれる、陶器のお人形です。

先日、ランタンさんがつくる「ガロット・デ・ロア」をいただきました。(府中Flat Standにて)
フランスで修行を積み、鍛えられた感性で選ぶこだわりの食材、製法で作られるお菓子は間違いなく美味しいので、その感想は割愛します(笑)ご興味おありの方は、こちらのホームページで>>>Laboratory Lantern

そのお菓子をいただいて、つまり私はフェーブが当たりました!
新年早々美味しいお菓子に出会えた上に、この思いがけない贈り物で喜びもひとしおでした。

手描きでしかもアンティーク….様々な想像を掻き立てられるものですね。
お人形をよく見ると…肩に瓶のようなものをのせています。
洋服はフランスらしいブルー。
ん??どこかでみたような??と記憶を辿り…スーザン先生の作品にありました!
ブルーの洋服を着た女性が肩に瓶をのせて、道で居眠りをしている男の子に気付く..という絵。
スーザン先生の描写があまりにも素晴らしく、そちらに気をとられて、日常の風景ではなくとても特別なシーンだと思い込んでいました(笑)描き手のセンスよって特別な印象をもたらされる、そんなことに気付かされました。

ところで140年前のこのフェーブ….全く欠けていません。古びた感じもありません。色もおそらく当時のままなのでは….。陶磁器の特長ですね。そんなことにも改めて感心させられるものです(笑)

何気なくいただいたフランス伝統菓子が、色々な思いを巡らさせてくれました。
また来年も ランタンさんの 「ガレット・デ・ロワ」 を食べにいきたいと思います!

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