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狩人のほら話-ハンターズ ストーリー

 2018年6月15日

今回から新しいモチーフを描き始めました。

ハインツ・ヴェルナー氏作、マイセンを代表するモダンアートのひとつ “ハンターズ ストーリー(狩人の物語)”。
その昔、ドイツで行われていた“狩り(ハンティング)”の文化や風習をコミカルに描いたシリーズです。
日本では “狩人のほら話” というタイトルで知られているかと思います。

すこし前のことです。スーザン先生が以前に制作した作品(今回 生徒さまと描くモチーフ)とは別に、同シリーズの新作を描き起こしてくれました。
作風は同じというか似ている?しかし異なるような…?
タイトルを聞いてみると“ハンターズ ドリーム(狩人の夢)”。
見比べてみると、それぞれが異なるストーリーを持ち、それに合った作風に描かれ仕上がっています。
同シリーズの中にふたつの異なるタイトルを見事に確立させている、マイセンの絵付けの奥深さをあらためて感じることができました。“物語”と“夢”。
今回は、生徒さまと“物語”を描きます。

セミナーにピックアップされたのは、見張り台の上で獲物の鹿を見つけた狩人の物語が描かれたKPM社の四角い花瓶(スクエア ベース)。
当校の公式Instagram(オンライン展示会)でも紹介したことのある作品です。

生徒さまと物語を描き解き明かしながら、作品が完成していくのを見るのが楽しみです。(オプションクラス/東京校)

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