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狩人のほら話-ハンターズ ストーリー

 2018年10月13日

前回からの続きです。

このクラスでは、ハインツ・ヴェルナー氏作、マイセンモダンアートのひとつ“ハンターズ ストーリー(狩人のほら話)”を描いています。
このシリーズは、狩を題材にした同氏のモダンアートのカテゴリーのうちのひとつです。

狩人と、美しい女性に比喩表現された動物、そして時に取り巻きの動物たちが描かれたシリーズ。その他の特徴としては、いくつかのグリーンと黄色の葉、そして混色で深く表現された木の幹や枝があるそうです。

この他に、たくさんの単色の葉と動物たちが描かれたシリーズ、狩人と動物が描かれたシリーズなどがあり、それらは“ハンティング”と呼ばれているそうです。

「花瓶の側面、いくつかのグリーン、そしてイエローをウェット オン ウェットで描く葉と針葉樹の葉から描き始めましょう。」
スーザン先生のデモンストレーションが始まりました。
「まるで季節が変わるような色のうつりかわりね。」
技法独特の表現に生徒さま。側面のモチーフを描き終えて、花瓶の背面(メインモチーフで美しい女性に比喩表現された“鹿”のいる光景)の第二工程に進みました。

順調に1日目を終え、2日目には側面“葉と針葉樹”、フロントのメインモチーフ“狩人の見張り台”の第二工程、そして絵のなかの金彩を描き終えて、セミナーが完了しました。

スクエア ベースの4面全てにスーザン先生の仕上げが施され、生徒さまにお渡しするのが楽しみです。(東京校/オプションクラス)

<参考>
当校のインスタグラム(公式)で、このクラスで描いている作品見本をご紹介しています。

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