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マイセン マルコリーニ –単色2種のペアプレート–
2019年10月10日
前回からの続きです。
東京、神戸の両校で描かれている“マイセン マルコリーニ”。
東京校では異なる二色の単色のフラワーブーケwithゴールドリーフ(葉・茎・萼)のペアプレートを、神戸校ではセピア単色のフラワーブーケ&ブルーの忘れな草withゴールドリーフのウォールプレートが進行しています。
1stステップの途中、未焼成の状態で保管しておいた2枚目の続き、プリムラのアウトラインから描き始めました。
「マルコリーニ様式における花の絵付けのスタイル、その特徴を表現するように描いていきましょう。プリムラの場合、輪郭にカーブとストレートのラインを組み合わせて直線的花弁を含め、花として見たときにシャープ感が出るようにします。」
スーザン先生のデモンストレーションが始まりました。
聞くだけでわからないことを見ることで、また、見ただけでは気が付かないことを聞くことで、また、それらがいっしょであれば気が付いたりわかったりすること。そんなふうにデモンストレーションを通して皆さまに伝わればとおもいます。
オープン、ハーフ、蕾のプリムラ、そして同じ色での忘れな草のカラーの1stステップを終え、ゴールドの葉、茎、萼の金彩へと進みました。順調に描き進められた皆さまの作品は窯入れとなり、明朝の窯出しでペアのプレート両方が第1工程焼成済みとなります。明日から始まる第2工程が楽しみです。