スタッフブログ

マイセン マルコリーニ –単色2種のペアプレート

 2019年2月15日

イタリアから招かれ、ドイツ人以外で初めてマイセンの総裁となったマルコリーニ伯爵。
ヨーロッパ諸国の七年戦争後、人々に明るい未来を感じてほしいという彼の想いのもと、多くの花の絵付けが描かれた時代を“マイセン マルコリーニ期”と呼び、その名を冠した新たな様式 “マルコリーニ ペインティング スタイル” が確立しました。
ストロークでの表現とは異なる方法、細部にいたるまでの描き込み、そして特徴的に形取られた花々の絵付けです。

当校には、スーザン先生の作品として、今回のロイヤルクラス(神戸校)で完成した “マイセンマルコリーニ フラワーバスケットwithピンクリボン” のシリーズと単色の花と金の葉が描かれたシリーズがあります。
後者の単色の花と金の葉で描かれたシリーズは、今回このクラスで皆さまといっしょに描く作品です。(他にあと2種類ほど異なるバージョンがあるそうです。)

「今回皆さまと描く絵付けは、とても細部にわたりディテール(詳細)を描き込んでいく絵付けです。
トレース(下絵)のところから繊細な作業を心掛けましょう。」
スーザン先生のアドバイスでセミナーが始まりました。今回のセミナーでは、4色の単色から好きな色を2種選んで描いていきます。
カラーを選ぶのに賑やかな時間を過ごし….スーザン先生が1種目に選んだのはブルーでした!

スーザン先生と同じブルーを選ばれた方、他の色を選ばれた方、同じモチーフでも表情の異なる皆さまのプレートが、どんな仕上がりになるのか楽しみです。
(東京校/オプションクラス)

スタッフブログ一覧へ戻る