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マイセン マルコリーニ –単色2種のペアプレート

 2019年6月11日

前回からの続きです。

マイセン アンティークスタイルの花の絵付けを代表する作品のひとつ“マルコリーニ”。数あるモチーフのうち、単色の表現が特徴のシリーズを描いています。
“マルコリーニ”のオリジナルカラーである4色(セピア・ブルー・ピンク・ブルー)から2色を選び、ペア作品の制作です。

「前回描き始めた1枚目のカラーの続きからスタートし、ゴールドで描く葉茎萼の工程を終え、2枚目のカラーに入りたいと思っています。前回と同じカラーの用意ができたらデモンストレーションに入りましょう。」
セミナーが始まりました。

順調に描き進め、カラーの第一工程を終えた皆さまは予定通り金の工程に。
金の絵付けは、カラーと比べて、目への負担を感じるものです。焼成前の油性ゴールドの黒色と白磁の白色とのコントラストからくるものです。
そして粘度による重い筆の扱い。とてもカラーでの絵付けとは異なるパワーと集中力のいる工程だとスーザン先生は言います。

1枚目の作品の葉茎愕のすべてを描き終え、明日は2枚目の第1工程に入ります。
「出来上がったらガラスの器のアンダープレートにしようと思っているの!」
と話しておられた生徒さま。(さぞ素敵なテーブルセッティングになるかと!)スーザン先生にスタッフ一同、皆さまの作品がより素敵になるようお力添えできればと思います。(東京校/オプションクラス)

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