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マイセン バード -キンカチョウ-
2017年5月30日
前回からのつづきです。
ミモザの木に留まる“キンカチョウ”、二羽の男の子と一羽の女の子が描かれた陶板です。前回の工程では、焼成済みの1stステップにすこしずつディテールを描いてゆきました。
「前回の工程の上に、さらにディテールをのせてゆきましょう。今回も急に引き上げないようにステップ バイ ステップですよ。
最初のカラーはチョコレートブラウンとブラックの混色です。筆はドローイングブラシです。」
スーザン先生のデモンストレーションが始まりました。
セミナー中、他のマイセンバードの話になりました。
神戸校では“ゴールドクレスト”や“カワセミ”など、東京校で“カンムリガラ”や“ジョウビダキ”を描きました。
「今、皆さんと描いている作品“キンカチョウ”は、それらと同じネイチャーペインティングのファミリーですが、アニマル ポートレートの要素のあるモチーフです。より繊細に描くよう心がけましょう。」とスーザン先生からアドバイスがありました。
「そうだったのね!道理で難しいわけよね。」と生徒さま。
絵付け師だからこそ知っている、ふとした話も描く上での参考になります。
そして、さまざまな作品を見る時間をより深いものにしてくれるように思います。
お話しを交えながら順調に描き進み、皆さまの作品が焼成棚に。明日、完成するのが楽しみです。(神戸校/Aクラス)