スタッフブログ

小さな妖精たち – 真夏の夜の夢

 2019年3月1日

ロイヤル1DAYクラスで、今回からのマイセン真夏の夜の夢を描き始めました。
モチーフはスーザン先生が “公開デモンストレーションin東京” で描きはじめ、昨年2018年10月に完成した小さな妖精が描かれた四角い小皿(6x6cm)6枚と、それらが収まる三人の妖精たちが描かれたトレー(20x14cm)のセットの中からピックアップされた男の子と女の子のふたり(共に四角い小皿から)です。

マイセンモダンアート “サマーナイトドリーム” の絵付けは、マイセンの花の絵付けとの関連性がとても高く、筆使いを知る上でもとても良いシリーズであることもあり、今回は当校すべてのクラスの生徒さまに受講していただけるものとなっています。
進行の途中で、ストロークのエクササイズをしたときの模様です。花の絵付けとの関連性が伺えます。

生徒さまたちが選んだ白磁は、直径12cmのマイセンのミニュチュアプレートのペア。
スーザン先生は、異なる形に描かれた見本となればとフュルステンベルクのベルの白磁をチョイスしました。

カップソーサーやプレートに描くモチーフよりもサイズがぐっと小さいこともあり
「バランスとれているのかしら?なんだかちがうような?」

と時折皆さまのつぶやきが。生徒さまの作品をチェックしながら
「この場合は。もうすこしふっくらさせてあげましょう。」とスーザン先生がお手伝い。
バランスも気にならなくなり、妖精も可愛くなりました。
「小さなモチーフを描くときは、いつもよりもトレースラインをフォローしつつ微調整しつつ。時々、すこし離して作品を見てみると良いですよ!」
スーザン先生からのアドバイスがありました。

今回はじめてスーザン先生のクラスを受講された方の作品も順調に描かれていき、今回の1日で男の子と青い花畑の1stステップを描き終えました。次回はペアとなる女の子と青い花畑の第一工程に入るのが楽しみです。(東京校/1dayクラス)

スタッフブログ一覧へ戻る