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ニュンフェンブルグ リッチフラワーブーケ
2019年9月28日
前回からの続きです。
マイセンで言うところの“アルテマニア様式”にあたると言える“ニュンフェンブルグ様式”オールドスタイル リッチフラワーペインティング。
今回は線描きの第2工程、そして線描きの下地となる塗り込みの工程を行いました。
3つのメインフラワーの内、小さな多弁の花とローズのふたつは線描きの第2工程。そしてチューリップは塗り込みの工程です。
「こうやって見るとマイセンのアルテマニアのお花のようでもあるけどどうなのかしら?」
という生徒さまからの質問に
「そうですね。アルテマニア様式の花の絵付けに近いわね。
似たスタイルの絵付と言えるでしょう。違いとしてはこちらの様式の方が長いラインをより用いているということ。余談ですがアルテマニアはマイセン独自の様式なのよ。
窯元の方向性や絵付け師の創作性、時代や流行など、様々な要因から生まれる多種多様なスタイルを知って描くと、それもまた楽しいものよ。」
とスーザン先生が専門的な話をしてくれました。
スーザン先生のデモンストレーションにアドバイス、そして絵付けについてのお話を交えながらクラスは進行し、中間工程を終えて焼成となりました。
明日、窯出しを行い第3工程に進みます。
クラス中のデモンストレーションの光景をインスタグラムに掲載中です。
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