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トラディショナルフラワーブーケ-ローズ
2017年6月10日
前回からのつづきです。
今回は、途中の状態でお預かりしていたソーサーから描き始めました。
「まずは添え花を描きましょう。カラーは、フラワーレッドにライトイエロー。各色に筆を一本ずつ用意して、ウェット オン ウェットです。ライトイエローの引っぱり方をよく見ておいてくださいね。」
スーザン先生のデモンストレーションが始まりました。
皆さま、順調に描いてゆかれ、メインモチーフの葉、茎、萼も描き終えられました。これでプレートとカップソーサーの3ピース全て、1stステップの工程が完了しました。
次に描いたのは、カップ背面の添え花の2ndステップ。ハンドリングを考えて、ここで焼成を挟みます。
カップソーサーを焼成棚へ置き、いよいよプレートのメインフラワー、ピンクローズの2ndステップに入りました。
「まずは中心部の内側に見えるたくさんの小さな花弁から描きましょう。カラーはペインティングNo.2と同様、ダークピンクです。
基本的には内側は太めに、そして密集させて。外側にゆくにつれて細めに、そして空間を空けて。大切なのはイメージですよ。」
とスーザン先生。次にローズアップル(薔薇の絵付けの球体部分)、そして上部二枚の花弁に影を入れました。
前々回の日誌で、あまり描かれることのない“ブーケット ローズ”であることに少し触れましたが、使用するカラーが異なることや、完成までの工程の数などからも違いが窺えます。機会があれば、いつか薔薇の絵付けについてもお話しができればと思います。
明日は、ピンクローズのつづきから描きます。(東京校/Cクラス)