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千夜一夜(アラビアンナイト)

 2014年10月19日

前回からのつづきです。
1日目は、2枚目の陶板のファーストステップの続きをしました。

「この大きさの白磁にこのボリュームのモチーフの場合は
ダークバイオレットとバイオレット1:1の混色が良いでしょう。」
シャイヒ(藩主)のボディーをウォータリー(水っぽい)なカラーコンディションの
混色バイオレットで描き、スティックで模様を抜きます。
アラビアンナイトで多用する手順です。
RD_20141019_1

2日目は1枚目の陶板のセカンドステップからはじめました。
「今回の千夜一夜のように大変ボリュームがあり豪華な作品の場合、
人肌に影を入れて、より描き込んだものに仕上げる場合があります。」
スーザン先生がスータン(王)に話を聞かせるシェヘラザードの肌に
薄く柔らかな影を描くデモンストレーションを行いながら解説してくれました。
RD_20141019_2

サイズや描き込み量など様々な条件から作品としてのバランスを見極め、
軽すぎず重すぎず心地よいバランスに仕上がってゆく今回のペアプラーク。
2枚の陶板が並ぶのが楽しみです。(東京校/オプションクラス)

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