よく寄せられるご質問とそれについての回答を掲載しています。
施釉された白い磁器の上に、色や金などを使って絵を描くものです。
比較的低めの温度で焼き付き、発色するため、数多くの色を使うことができます。
多くの場合、モチーフや白磁のデザインに合わせて金彩を施します。
日本での白磁の製造、染付けや上絵付けがはじまったのが17世紀。
ヨーロッパでは、18世紀のマイセン窯がはじまりです。
ドイツの古都マイセン。
東洋からもたらされた磁器は、当時のヨーロッパの人々を魅了したと言われています。美術品などに高い関心を持っていたアウグスト強王は、ヨハン・フリードリッヒ・ベトガー (1682~1719)に磁器の開発を命じて、成功させます。マイセン窯の誕生(1710)です。
その後、多くの絵付け師によって上絵付けの技術が確立され、様々なモチーフが誕生します。
当時のマイセン窯から発表された様々なモチーフ(シノワズリー、動物、風景、狩猟、バトラー、ワトー、花々など)は、華やかな宮廷文化へと発展していき、貴婦人たちがこぞって収集したと言われています。
現在では、ヨーロッパ式の「磁器上絵付け」が趣味として親しまれるようになり、”ポーセリンペインティング”または”チャイナペインティング””ポーセリンアート”と呼ばれています。
大丈夫です。
絵付けの基礎を学んでいただけるようなカリキュラムを組んでいますので、筆を持つのが初めて、という方にも安心して楽しんでいただけることと思います。実際通っておられます。
当校は、絵付けの様式によってクラスがわかれており、ご経験の有無問わず、各クラス受講していただくことができます。
日本人講師のクラスは毎月1回、ドイツ人講師のクラスは、年に3回あります。
※ドイツ人講師スーザン先生のクラスは休講中です。
当校でご提案するカリキュラムは、プロの絵付師が熟練するステップに沿ったもので、様々な技術を盛り込んでおります。
カリキュラムに沿って描いていくことによって、自然と技術が向上することと思います。ぜひ、お試しください。
2020年9月より、カリキュラムが広がりました。
>>カリキュラム一覧
入会金、年会費がございます。
入会金
22,000円(税込)
年会費
13,200円(税込)
年度の途中加入の場合は月割りとなります。
*ご入会は随時受け付けております。
*上記対象は、レギュラーコース、スタンダードコースです。
*ロイヤルコース(休講中)は調整中です。
“自習室”を設けており、クラスで描いたモチーフやそれらと類似のモチーフなどで作品制作をしていただいております。
進行が遅れないよう、お休みされた月の受講分を早めにお振り替えいただいております。
お休みされる月のお月謝は、翌月以降に振り替えられます。
筆、オイル、カラー、ゴールドなど、当校規定の道具以外で、作品の仕上がりに影響のないものはお使いいただけます。
代表講師スーザン・クノブロッホの知識、作成した作品見本に準じ、選定された白磁となります。
ドイツのヘキスト窯で、マスターペインターであり、色の調合師でもあったスーザン・クノブロッホが調合したカラーと、同女史が選定したオイルを使用しています。
オンラインや出張でのレッスンについては、検討課題が多く、今のところ実施には至っておりません。お近くでない方には大変申し訳なく思っております。
資料やトレースのコピーはお控えくださいませ。
ご自身のためにトレースのコピーが必要となる場合は、私的目的の範囲でいただき、他者に渡したりすることはご遠慮ください。
クラスで描いた作品を、展示会に出展したり、SNS(オンライン含む)に投稿してはいけないということはありません。
当校および絵付師の著作権保護のために、以下のことをお願いしております。
・展示会に出展、SNSに投稿したい旨を当校へお伝え頂き、当校の了承を得てください。
・展示、投稿の際には、当校の作品見本、または資料を基に描いたものということを掲示してください。
上記と合わせて、当校から了承を得ている旨を併記されることを推奨しております。
これまで、生徒さまからプレゼントや特別な日のためのプレートデザインなどのご相談をいただいております。
様々な事例がありますので、一度ご相談ください。
・レギュラーコース
詳しくはスタッフまでお尋ねください。