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フルーツブーケ

 2015年2月18日

前回からのつづきです。

一日目はカップ背面を飾るチェリーから描きはじめ、ソーサーのプラム、
添え花へと進みました。

「Wet on wetで描いてゆきましょう。
 まずフラワーブルーとダークピンクの混色でベースを。」
ファーストステップの色調が、少しずつ引き上げられてゆきます。
「混色をバイオレットでブレイク。
 グラデーションをかけながら色味をあげてゆきましょう。」
さらに瑞々しく…..
「最後に別に用意しておいた筆でフラワーレッドを薄い色調で。
 この時も先ほどの混色のブルーにWet on wetですよ。」
プラムのデモンストレーションです。
皆さま、混色の具合を、スーザン先生のパレットを確認しながら、
集中してご覧になられていました。
RD_2015_0217_1

プレートのモチーフではオレンジの切り口を描き、プラムの中間工程を終えて
すべてのピースを焼成棚へ。

二日目はいよいよ完成に向けての最後の工程です。
カップモチーフのミスペルと葡萄のブーケを描き終え、プレートの
仕上げにかかります。
RD_2015_0217_2

オレンジとプラムのブーケを彩るスターレット。
周りに散りばめられた忘れな草、ローズヒップにミスペルを描き終えました。

オレンジの表皮を引き上げ、プラムの最終工程を行い、”フルーツブーケ”を終えることができました。
RD_2015_0217_3

しずる感溢れる作品を皆さまにお渡しするのが楽しみです。(東京校/Aクラス)

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