トラディショナル フラワーブーケ
2015年10月11日
前回からのつづきです。
1日目はカップのメインモチーフ、1st stepの続きからスタートしました。
「用意する色はライトブルー。まずはラクスパーを描きましょう。」
皆さま、スーザン先生のデモンストレーションをご覧になった後、
回ってきた生のお見本を間近で確認し、ブルーの艶やかさに「きれいね…」と
口にされていました。
そして配られたデモンストレーション写真を手元に、丁寧に描きはじめました。
続いてメインのお花となるティーローズに入りました。
「トレースを参考に花弁一枚いちまい、形取りながら描いてゆきましょう。
色はライトイエロー。筆筋の間に塗りもれがないように気をつけて。」
黄色のお花の1st stepでは塗りもれがないように描くことが大切です。
さらに黄色の持つ特徴、あまり塗り重ねないようにするということがあり
思っているより容易ではありません。
2日目にはソーサーの2nd stepに入りました。
マイセン トラディショナルフラワーのカップとソーサーは、メインのお花がお揃いになっています。
ティーローズの花弁に輪郭と影を入れてゆきました。
「やさしく浮かび上がってきたわね。」
色の特性上、1st stepと2nd stepとの違いも大きく目に映ります。
ティーローズのプレートも描き進みました。
「クロッカスはマイセン36の花々の中でも、レベルの高い花となります。
常にミーティングポイントを意識して、花弁に沿って、長いストロークで
描いてゆきましょう。」
描き方を熟知しているスーザン先生が、描きやすいように工程を
二段階にわけてデモンストレーションを行いました。
メインのティーローズに寄り添うクロッカスも色づき、ブーケに彩りを添えました。
今回のセミナーでは、焼成後に影入れをおこなう葉、茎、萼に輪郭や葉脈などを
入れておくところまで描き進みました。
次回、すべてのピースの完成を予定しています。