スタッフブログ
マイセン バード
2015年10月19日
前回からのつづきです。
「マイセン バードは、ネイチャー ペインティングです。わたしのも含め、
一羽一羽が違った表情をしていてよいのですよ。」
カップのメインモチーフ”ジョウビタキ”からデモンストレーションが
はじまりました。
1日目は仕上げまでの中間工程。中間色よりもすこし薄めを基調として、色をのせてゆきました。薄い色調ではありますが、第一焼成の上に色がのるにつれ、”ジョウビタキ”が活きいきとしてゆきます。
止まり木の葉や枝、木の実にも色がのり、1日目のカップのメインモチーフの工程が完了。続けて、ソーサーとプレートに散りばめられた蝶、松ぼっくりに木の実にも中間工程の色をのせ、全てのピースを焼成しました。
2日目は焼き上がったカップとソーサーの最終工程。まずは、ソーサーから描きはじめました。途中、”ジョウビタキ”のデモンストレーションで、詳細を描き込んだ後、その上にふわりとしたストロークで影入れという、二段階で色をのせる工程の際、「生の上にのせるのね。焼いてからではだめかしら…。」
と生徒さまがつぶやかれました。
スーザン先生に聞いてみると…
「焼き上がりを考えると、ここはつづけて色をのせましょう。
フレッシュ オン フレッシュです。皆さんなら大丈夫!ソフトストロークは
丁寧に一筆か二筆だけですよ。」
皆さん、慎重に二段階の工程をこなしておられました。
今回の2日間でカップソーサーが完成しました。
次回、プレートが完成し、皆さまにお渡しするのが楽しみです。
(東京校/オプションクラス)