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プレイング チルドレン

 2016年6月1日

前回からのつづきです。
今回はメインモチーフの仕上げからです。
子供たちの顔や腕、洋服や帽子に影が入ってゆきました。
「前回、ほとんど仕上がったと思っていたけれど、こうやって最後の仕上げに
少しずつ色が入ってゆくことで、作品がぐっと引き上げられるのね。」
デモンストレーションをご覧になられていた生徒さまからの感想です。
RD20160531_1
上絵付けにおいて、段階的に色調を引き上げるのは必要なことと言えますが、
歴史的モチーフの多くの作品では、更に繊細な段階を踏んでいると言えるでしょう。
RD20160531_2
今回の二日間ですべてのピース、プレート1枚、カップソーサー2客が仕上がり
“プレイングチルドレン(子供たちのいる風景)”のセミナーが完了しました。
陶板、リーフ皿、プレートと異なる形の磁器に描かれた今回のモチーフ。
並べてみると、同じモチーフですが、まったく別の作品として存在を
感じられるかと思います。皆さまの目にはどのように映るのでしょうか。

次回からマイセンバード“鳥たちの集い”がスタートします。(神戸校/Aクラス)

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