マイセン アンティークローズ ホワイト＆ピンク

ふたつのイースターエッグに描かれたマイセンアンティークローズ。
それぞれに白い薔薇とピンクの薔薇が一輪ずつ描かれています。
以前このモチーフが神戸校で登場した時には、マイセンの蓋付きのチョコレートカップソーサーに描いたスーザン先生。今回は深さのあるデザートボール2枚に描きます。

「深い器は描くには筆を長く持つ必要があるので、そのぶんよりシビアな筆先のコントロールが必要となります。お見本になるように描いておくので、よかったらいつか皆さまも描いてみてくださいね。」
とスーザン先生。変形の三日月のクーププレートをお選びになられた生徒さまにカップソーサーへ展開して描かれる生徒さま、そして先生と同じデザートボールに描く生徒さま、各々の白磁が決まり、授業が始まりました。

アンティークスタイルでは、近代マイセン花の絵付けとはまた異なる色味のカラー、そして基本的にラインを多用して表現していきます。
また、モチーフの中にホワイトローズを入れる場合と、入れない場合では、他のピンクや赤、黄色の薔薇の色調や濃淡、そしてディテールに違いを持たせる事で作品としてバランスを取るそうです。

ペアのモチーフのひとつから順調に描き進み、皆さまの作品が窯入れとなりました。明日の窯出し、ペアふたつめのモチーフに入るのが楽しみです。（東京校／Aクラス）