ロイヤルクラス日誌

水辺の鳥たち -オールド ヘキスト

 2018年2月23日

ロイヤルクラスのオプションで“水辺の鳥たち”を描き始めました。
2001年にスーザン先生が図案を起こし、同年10月に制作した作品で、“湖上の白鳥と鴨” が描かれています。
スーザン先生によると、絵付けのスタイルとしては、欧州の多くの窯元で古くから描かれていたそうで、白鳥と孔雀を題材にした作品は特に多いようです。

今回のレッスンでは、ヘキスト磁器製陶所の“オールドヘキスト”と呼ばれる絵付け(アンティーク)のスタイルで、スーザン先生がヘキストの磁器(オーバル リボン プラーク)に描いた作品をマイセンのラウンドボックスに描きました。
ヘキストのアンティーク作品では、カップなどの椀物に描かれていることが多いのですが、
1点でも作品として存在感のある白磁に合わせて、スーザン先生がレイアウトバランスに工夫を凝らし、見本となる作品を描いてくれたものです。

「ヘキストグリーンとグレーのミックスカラー。筆はドローイングブラシ。細かい工程となります。 まずは白鳥から描いていきましょう。」
スーザン先生のデモンストレーションが始まりました。
「こんなに細かく描き込まれていたのね!」と思わず口にされる生徒さま。
そのモチーフがどのように描かれるのかの過程を見て感じることと、完成した作品を見て感じることが、仮に同じだったとしても、それらは異なるものだとスーザン先生が話してくれたことがあります。(深いですね)
見て、聞いて、描く、絵付けをより一層、深く感じていただければと思います。

描き進むにつれ、背景を背負った白い鳥“白鳥”が際立ち、また、その側に浮かぶ “鴨” に表情が生まれてくると、モチーフの“シーン”が思い浮かんできました。
彼らの視線の先にはいったいなにがあるのでしょうか。
作品を眺めながら、そんなことに思いを巡らせるのも楽しいものです。

完成見本からは想像できない色数と描き込みの量に、皆さま驚かれながら、無事、描き終えることができました。(お疲れさまでした!)
スーザン先生の仕上げの工程後、お渡しするのが楽しみです。
今回は、ボックスのボディのデザインをアンティークスタイルのレアなスタイルにするそうなので、こちらも楽しみです。(オプションクラス/東京校)

*セミナーで描いた作品は、instagramで公開しています。

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