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難しい…やめたい…でも続ける理由とは?!

 2020年12月15日

先日、その場にいらした生徒さまたちと”今だから言える”話になりました。

こちらの絵付けを習いはじめたとき、難しくてとても付いていけない….
やめたい…
と何度も思っていた、と異口同音に話されました。

正直、驚きました。
習い事ですから、続けるのもおやめになる自由なわけです。
それなのに、そんな思いで続けることを選んでくださった理由をお聞きしました。

当校を知るまで、手描きされた洋食器への憧れから、実際に描いてみたけれど、なかなか思うような仕上がりにならなず、モヤモヤしたまま過ごしてきた。

そのモヤモヤしたものが(当校のレッスンで)クリアになる。
実際に描いてみると当然難しい。
でも、どういう工程でこういう絵になることが分かる楽しみ、喜びや、難しい絵付けなのに、描けた!上達した!というワクワク感のほうが勝つ、ということだそうなんです。

当校のレッスンでモヤモヤが消える、というのは、感覚的なことを言葉にして説明するということからだと思います。

教材である”作品見本”を作成してくれたのは、ヨーロッパの名窯でトップペインターとして活躍してきた絵付師であり、モチーフの開発や絵付師の養成した経歴も持つスーザン先生です。
そのご本人が、それぞれの絵の解釈の仕方と筆の使い方、オイルの整え方を伝授してくれています。

現在、スーザン先生の来日はかないませんが、その教えを受け継いだ日本人講師が、皆さまのモヤモヤの解消に(笑)日々励んでいます。

難しくて当然の絵付けです。でも、いつまでも手元に残しておきたいと思える、ご自身だけでなく、ご家族、周囲の方にも満足していただける、そんな作品作りのお手伝いを続けていきたいと思っています。

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