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よく伺う質問:どうしたらこうなるのか?/こうならないのか?
2020年1月27日
左写真は、日本人講師によるマイセン アネモネのセカンドステップのデモンストレーションです。(アクセントを入れる前の段階です)
スーザン先生が花の絵付けの基礎だと話してくれるトラディショナルフラワー、1つ花、3つ花などと呼ばれているマイセンのお花です。
このスタイルの花を描く工程は、ファーストステップで花の形をつくり、セカンドステップで影を入れるというものですが、どの方も驚くのが、セカンドステップの影の入れです。
セカンドステップは、お花が立体的になるよう、色調や影の形、位置などを考えながら描きます。
多くの方が、思うようにいかない…と口にされるのですが、そもそもマイセンのお花です。
さらにスーザン先生が起こしてくれている作品見本は、マイセン工房のアーカイブに近い状態なので、表現が深いんです。
その見本や、講師による描く工程のデモンストレーションを初めて間近で見て描くのですから、思うようにいかないのが自然なことだと思います。
もし筆がうまく進むのなら、すぐにマイセン工房でペインターができてしまいます(笑)
少し慣れてくると、どうしてこうなるのか?どうしてこうならないのか?など疑問が生まれます。
私たちは、これらの皆さまの疑問を解決させて、クリアにしています。
すぐに解決できること、経験を積めば解決できること、ちょっと心がければ解決できること、など様々ありますが、モヤモヤ悩む必要がなくなることは、気持ちも楽になりますし、筆も進みます。
モヤモヤ悩まず、すっきりしていただき、より充実した絵付けの時間を過ごしていただけたらと思います!