ロイヤルクラス日誌

ロイヤルクラスのはじまり

 2018年1月18日

寒中見舞い申し上げます。
年が明け2018年。ロイヤルクラスがスタートする“きっかけ”となった出来事から
25年目を迎えました。

絵付け師 ‟スーザン・クノブロッホ“ と様々なモチーフを描くロイヤルクラス
その進行をお伝えすると共に、マイセンなど欧州の窯元で長年に渡り、絵付け師、
マスターペインター、窯元独自のカラーの調合師として活躍した彼女の知識と技術、
さらに私たちが知ることのできたことなどをお伝えしている、ロイヤルクラス日誌

今回は、ロイヤルクラスのきっかけについてお話ししようと思います。

26年ほど前、上絵付け教室“ギャラリー ピュイ・ダムール” にロイヤルクラスが
なかった頃のある日。
マイセンの作品集をご覧になっていた生徒さまが
「本当のところ、これってどうやって描いてるのかしら?」と呟かれ
「マイセンの絵付け師は知ってるわけよね?!教えてもらえないかしら?」
そんな会話があったそうです。

その話は、以前から付き合いのあったマイセンの日本総代理店へ、そこから
マイセン磁器製作所へと伝えられ…..
1994年、マイセンとの提携によるマスターペインターのセミナーが神戸校で
開催されました。当時の様子を受講された方に話を伺うと
「それはもう大変だったわよ!」
と意味ありげな笑顔で答えてくださいました(笑)
それもそのはず。マイセンにおいても、フルーツは難易度が高く、専任のペインターのみが描くモチーフに位置づけられています。

当時、来日した絵付け師が、そのセミナーで描いた作品が当校にあります。
マイセンのフルーツです。モチーフはリンゴとプルーン。
当時の様子を話してくださった方の笑顔の意味に納得です。(※スーザン先生の作品ではありません。)

余談ですが、“双剣のマーク” の周りに “HOBBY COLLECTION” と入ったマイセンの白磁器があるのですが、当校でセミナーを開催するにあたり、急遽作られたものだそうです。

ともあれ、それがロイヤルクラスを形作る初めの一歩だったのは間違いなく、
後にスーザン先生と出会うきっかけとなったのです。

“こんな作品を描いてみたい”、“こんなふうに描けるようになりたい”!

昔も今もきっと変わらない、ペインティングへの想い。
これからも、ギャラリー ピュイ・ダムールで絶えず積み重ねらる
“磁器上絵付け”についてお伝えしていきたいと思います。

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