ロイヤルクラス日誌

トラディショナルフラワーブーケ-P&C

 2018年2月28日

前回からのつづきです。

マイセン トラディショナル フラワー ペインティング。
1種の花はペインティングNo.1、2種の花々はペインティングNo.2、そしてNo.3、No.4とつづき、5種の花々で “ブーケ” と呼ばれるマイセンの花の絵付けです。
最もよく見かけるシリーズではないでしょうか。
1種の花から5種の花々まで、磁器のシェイプや大きさ、空間とのバランスなどにより、各々に作風、その良さがあるわけですが、ブーケとなるとやはりとても彩り華やかに感じます。

6客6枚 ポット クリーマー シュガーのフルセットを制作するにあたり、他のピースよりも大きく、テーブルのセンターに置かれるポットは、一番描き込まれるピース。 今回は、“ピンクローズ、朝顔とカーネーション、ベルフラワーにビーンズフラワーのブーケ” が描かれたポット表面の仕上げ、“オールドスタイルのアネモネ、クライングハートとイングリッシュデイジー、忘れな草にスモールエリカ” の描かれたクリーマー背面と描き進めていきました。

ポットのモチーフでは、艶やかに描かれ咲いた花々を支え、モチーフ中、フレームの役割りも担う葉、茎、ガクへの影入れの後、“ピンクローズ”に寄り添う朝顔(モーニンググローリ)に、ブーケならではの追加工程を行いました。
ご覧になった生徒さまからの「この工程って、初めて見るような?」という呟きに 「よく気がつきましたね!」とスーザン先生。

また、クリーマーのモチーフでは、マイセン花の絵付けを代表する“ピンクローズと忘れな草”で見られるちょっと特殊な表現が盛り込まれるのをご覧になり
「ペインティングNo.2と同じ表現ですよね!」と気がつかれた生徒さま。
「Uh huh! そのとおり!」と嬉しそうに頷いたスーザン先生。
技術と共に、表現する上での工夫をマイセンの絵付けから学ばれておられることを改めて感じる瞬間でもあります。

“マイセン トラディショナル フラワー”の作品見本もまた、スーザン先生が当校のカリキュラムのために描き下ろしたオリジナルで、ペインティングNo.1の全36種をはじめ、各花数のシリーズの見本を揃えているわけですが、6客6枚の中に何種類の花々が盛り込まれているのか数えてみるのも楽しいかもしれません。(Bクラス/東京校)

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