トラディショナル フラワーブーケ
2016年2月14日
教室引っ越し後、初の東京校ロイヤルクラスです。
前回からのつづきです。
マイセンの絵付け師にとって基軸となる“トラディショナルフラワーペインティング”
ブーケのカップソーサーとプレートの3ピースを描いています。
ご存知の方もおられるかと思いますが、マイセンでは、正式な組み合わせは、
カップ&ソーサー、プレートのメインフラワーが同じものとされています。
他の中小の花々、そして各ピースに散りばめらる添え花は、ペインターが選ぶ
ことになっています。
このクラスでは、36種類あるマイセンのお花の中から、様々なお花を描いて
いただけるように、また、複数のブーケを描くのが楽しめるように
カップ&ソーサーとプレートのお花を変えています。
1日目はカップのメインフラワーであるティーローズのディテールから描きました。
「皆さんが1st Stepで描いた花弁の形をフォローしながら輪郭を描いてゆきましょう。色はイエローインディアンインク、筆はドローイングブラシです。」
つづいて一枚いちまいの花弁に、そして花芯に影入れを行いました。
プレートではポピーの第二工程。新たに花びらを描く、フリースタイルの要素を含んだ大切なステップのひとつです。
2日目にはポピーの第三工程を行いました。さらに”ポピー”に近づきます。
「こんなふうに描かれていたのね…。」スーザン先生のデモンストレーションをご覧になられながら皆さま納得されていたご様子。(次回は仕上げとなる第四工程があるそうですよ!)
朝顔と添え花の忘れな草の柔らかな花びらの様子、ミモザのふわふわっとした表情を描き、セミナー終了。
今回、セミナーの題材となっているカップ&ソーサーとプレート。
いったい何種類のお花が描かれているのでしょうか?
日本でもよく見られる花々が描かれています。(東京校/Cクラス)