ロイヤルクラス日誌

ヘキスト フルーツブーケ<洋ナシ>

 2018年2月20日

前回からの続きです。

ヨーロッパにある磁器工房の数々。その多くは、欧州最古の窯 “マイセン” の流れを汲み開窯、歴史の中でモチーフや作風に工夫を凝らし、窯の名を冠するスタイルを作り上げました。
その中のひとつに“ヘキスト磁器製陶所”があります。ドイツ国内では、マイセンに次いで二番目に古いとも言われている窯元です。 (二番目に古い窯元についてこちら→★★

現在、ロイヤルクラス(東京校)Aクラスで描いているヘキスト フルーツブーケは、マイセンの絵付けとは異なるスタイルとして確立している、‟ヘキスト磁器製陶所独自の作品であることが目で見てわかりやすい” そんな絵付けのシリーズのひとつではないでしょうか。(この作品の生い立ちについてはこちら→★★

スーザン先生が制作した6客6枚 ポット クリーマー シュガーのフルセットの中から、今回のレッスンに抜粋したのは、“カット ペアー(切り口のある洋梨)です。

「前回、果物と花まで描いたソーサーの葉、茎、萼などの1stステップ、線描きから始めましょう。 ウォーミングアップです!」
生の状態でお預かりしていたソーサーのデモンストレーションが始まりました。混色ブラックの比率やラインの太さなどに気をつけながら、皆さま描いていかれ、ソーサーの第一工程を終えました。

「次はカップのフロント、メインモチーフのトレースに入りましょう。」

KPMのノイグラットとクアラント、異なるシリーズの白磁のカップでのスーザン先生によるトレースのポジションチェックが終わり、デモンストレーションが始まりました。
「カラーはヘキスト ダークパープル。プレートに描いた時のことを思い出しながら、隙間のないように塗り込みましょう。」

このシリーズは、絵付けのスタイル、表現のための技法、マイセンの絵付けとはまた異なる細かさで描かれています。 とても集中した時間はあっという間に経ち、気がつくとカップのメインモチーフの第一工程を描き終えられていました。
3ピース全てが揃い、明日からは第二工程に入ります。(東京校/Aクラス)

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