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ニンフェンブルグ オールドフラワー

 2020年2月24日

前回からの続きです。
ドイツ ニンフェンブルグ窯の古い様式のモチーフを描いています。
この窯は日本ではあまり知られていませんが、スーザン先生によると18世紀に開窯した歴史ある窯で、大変繊細でリッチなモチーフがたくさんあるとのことです。

このクラスでは、前回からオールドスタイルで描かれた花々と蝶、てんとう虫をキャニスターに描いています。
今回は、キャニスターの背面のファーストステップからスタートです。
このモチーフは、はじめに細いラインで形をとるのですが….スーザン先生のラインの細さ、クリアさに思わずため息の出る実演の連続です。
背面のモチーフだからといって、ラインの描き込み量が変わるわけではなく、メインモチーフ並みの繊細さです。
例えば蝶。こんなに描き込まれているとは思わなかった…というお声があり、スーザン先生に聞いたところ、これはニンフェンブルグの絵付けスタイルだそうです。

セカンドステップでは、ラインで形どったそれぞれのアイテムに、色をのせていくのですが、これも大変繊細な工程でした。

今回で皆さまと描く工程が終わりとなりました。
ニンフェンブルグの絵付けに触れる、貴重な機会でした。 (東京校/Bクラス)

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