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真夏の夜の夢&アラビアンナイト

 2018年2月7日

前回からの続きです。

今回は、“アラビアンナイト”の女の子を描き始めました。まずはトレース。
「卵の形の白磁に沿うように切り込みをしっかり入れましょう。
そして男性を描いた時と同様、ポジショニングのためのラインを忘れないようにしましょうね。」
スーザン先生のカッティングを参考に、皆さま作業開始です。

丁寧にトレースを終え、本日一回目のデモンストレーションが始まりました。
「最初のカラーはフラワーレッド。筆はドローイングブラシです。
フェイスラインやボディーから。なのでカラーはレギュラーコンディションですよ。」
スーザン先生がトレースに沿って描いているのをご覧になりながら、ある生徒さまが
「今回、私たちがレッスンを受けている作品……スーザン先生ってトレースなさらずにお見本をお描きになったんですよね。」とぽろり。

ちなみに、スーザン先生が下絵をトレースして作品(最初に作る見本)を制作することはなく、スタビロ鉛筆であたりをつけることなどはありますが、基本すべてフリーハンドで描かれます。
そうして出来上がった自分の作品からトレース(下絵)を作り、生徒さまとのセミナーに使用されるというわけです。

1stステップ(第1焼成)もとても大事な工程です。
描いているのが女の子ということもあって、皆さま、気になるところを都度伝えながら、スーザン先生のチェックをお受けになっておられました。
「フェイスラインをこうしてあげるともっと可愛くなるわよ。」「もうすこし小さなお口にしましょうか。」「とっても気持ちはわかります(笑)!でも、もう少し目を小さくしましょうか。」等々、どうしたらバランスが良くなるかを伝えながら、皆さまのお手伝いをするスーザン先生。

今日は1Dayということもあり、あっと言う間に時間が過ぎました。
トレースから始まり、女の子の髪の毛を描き、今日のレッスンは無事に終了。
皆さまの作品は生のままお預かりいたします。
次回、アラビアンナイトの女の子の1stステップを描き終え、もう一つの卵に“真夏の夜の夢”の男の子を描く予定です。(神戸校/1dayクラス)

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