次回のロイヤルクラスは2018年6月です
2018年3月13日
本年度、最初となる2018年2月度のロイヤルクラスが無事終わりました。
神戸校では、4種の作品が完成となりました。(以下モチーフ/講師使用の白磁)
- マイセン スプリングフラワーの代表モチーフのひとつ“鈴蘭”/丸ボックス
- 歴史的モチーフである多色の風景“マイセン ランドスケープ”/花瓶
- マルコリーニ期のモチーフを元にスーザン先生が新規で起こした
“マイセン アンティックローズ”/クラシカルなチョコレートカップ&ソーサー - 1dayセミナーでゆっくりと描いてきた “アラビアンナイト”/カップソーサー
東京校は、3種の作品が完成しました。
- オールドヘキスト様式 “水辺の鳥たち”/丸ボックス
- マイセン トラディショナルフラワー ブーケ(5腫の花々)‟ピンクローズ”/プレート
同‟ナルシス ブーケ‟/カップソーサー” - ヘキスト ダークパープル ランドスケープ ”橋のある風景”/レクタングルトレイ
完成した作品の中に、歴史的モチーフがいくつかあります。
マイセン、ヘキストの風景は、ペインターたちが実際にスケッチして起こしたものということですので、300年前のドイツの風景、ということになります。感慨深いですね。
オールドヘキスト様式の”水辺の鳥たち”は、ヘキスト窯でモチーフ制作に携わっていたスーザン先生が、1700年代に頻繁に描かれていたという”オールドチキン バード”から、描き起こしたものです。
マイセン トラディショナルフラワー ブーケに含まれる”ピンクローズ”は、マイセン絵付け師の登竜門とも言えるお花です。
マイセンの薔薇は、生徒さまにとっても、特別な思いがあるというお話しをよく耳にします。
同じ”トラディショナル スタイル”でも、描き方が異なることを学べたモチーフでした。
両校で完成した作品たちに金彩を施す当校の日本人講師と、スーザン先生との打ち合わせも行われました。
丸ボックスの仕上げは、初登場のデザイン。
スーザン先生が、名窯でトップペインターとして培ったセンス、造詣の深さを垣間見るものでした。
仕上がりが楽しみです。
施された金彩から作成された資料もまた、受講された生徒さまへお渡しします。
完成したものは、ロイヤルクラス日誌、当校公式facebookやInstagram、Twitterなどで、お伝えできればと思います。
次回のロイヤルクラスは、6月の開催となります。
日程、カリキュラムなどの詳細は、おって当ホームページに掲載しますので、しばらくお待ちください。ご質問などございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。